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腰痛予防

長い時間、立ち仕事をしたときに腰が痛むことがあります

腰痛の症状を和らげたり、予防するにはどんな方法があるのか教えてください。(40代・女性)

腰痛の原因は様々
腰痛をきたす疾患には様々な原因があります。その原因は腰椎(腰の骨)に由来するものと、内臓に由来するものとに分けられます。腰椎に由来するものは、筋筋膜性腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性脊椎症、腰椎すべり症、骨粗鬆症と骨破壊性疾患(骨が壊れる疾患)と呼ばれる化膿性脊椎炎、癌の骨転移、骨折などがあります。内臓に由来するものには、腎盂腎炎、胆石胆のう炎、膵炎などの内臓疾患、婦人科疾患、腹部大動脈瘤などがあります。
腰痛をきたす疾患の診断は、痛みの発現様式によってある程度は判断できます。動作によって痛みが増強すれば腰椎由来の腰痛であることが多く、安静時痛も伴う場合には内臓由来の腰痛であることが多いと思われます。


腰椎に由来する腰痛について
今回は腰椎由来の腰痛について、その中でも骨破壊性疾患を除いたものについて説明します。
診断は、腰痛の発現様式などお話を伺うことがまずは重要で、次いで診察、画像検査(レントゲン、CT、MRI)で行います。診断名で多少の治療方法に違いはありますが、ほとんど同様の治療を行います。治療法には薬物療法(鎮痛剤、軽い麻薬、筋弛緩剤など)、ブロック注射、リハビリテーション、コルセットなどの装具療法、腰痛体操の指導です。痛みの強い場合は薬物治療、ブロック注射が中心になりますが、痛みが軽減してきたら腰痛体操などの腰痛予防の指導が中心となります。


体操で筋力と柔軟性を高める
腰痛体操は多くのものが提唱されていますが、どの体操も有効とされています。その原則は腹筋と背筋の筋力強化、身体の柔軟性を高めることです。筋力強化といっても腰を曲げたり反らしたりしながら、少しずつ強度を上げていってください。身体の柔軟性を高める方法もどのようなものでもかまいませんが、ラジオ体操は全身の身体の柔軟性を高めるのに効果が高いと思われます。痛みが軽快すると腰痛体操を中断しがちですが、継続して行うことが将来の腰痛予防には最も重要です。(2016.01)


小諸厚生総合病院 整形外科部長 下地 昭昌先生

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