Skip to content

夏の不眠症対策

暑さのせいか寝つきが悪く不眠の日々です。何か対策法を教えて下さい。

毎晩、暑さのせいか寝付く事が悪くずっすり眠れません。何か対策法はありますか。

   (60代 男性)

 夏になると寝付きが悪い、夜中に何度も目が覚めるなど不眠のお悩みはありませんか? 夏に不眠になる原因は、室温と外気温の温度差により自律神経が乱れ、入眠に必要な体温低下も妨げられるからです。今回は、夏の不眠症対策をご紹介します。


【1】GABAを含む食べ物を取りましょう
 自律神経には体を活発に動かすときに働く交感神経と、体を休めるときに働く副交感神経の2種類があります。発芽玄米、納豆などの発酵食品に含まれるガンマアミノ酪酸(GABA=ギャバ)には、神経の高ぶりを抑え、副交感神経を優位にし、自律神経を整えリラックスさせる働きがあるため、不眠の方にお薦めです。夜ご飯に納豆を取り入れたり、みそ汁を飲むと良いでしょう。
【2】発酵食品・発酵調味料を取りましょう
 睡眠の質を上げるために腸内環境を整えると良いです。発酵食品、発酵調味料に含まれている乳酸菌が腸内の善玉菌の餌になり腸内環境の改善に役立ちます。腸では脳内の神経伝達物質「セロトニン」の9割が作られているため、腸内環境を整えると腸から脳への情報伝達、体内のさまざまな神経伝達に役立ち、自律神経が整うため睡眠の質が上がるでしょう。みそ、しょうゆ、キムチ、ヨーグルトなどに含まれています。おやつにヨーグルトを取り入れるのもお勧めです。
【3】トリプトファンを取りましょう
 睡眠を促すホルモンのメラトニンは、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などのタンパク質、バナナなどに含まれるトリプトファンから作られます。トリプトファンを朝ご飯で取ると入眠を促すメラトニンの分泌が促進され、睡眠の質を上げる効果が期待できます。時間がない朝は、バナナ、またはヨーグルトだけでも食べると良いでしょう。


 規則正しい生活を送ることも自律神経を整えるために大切です。生活習慣や睡眠環境を整えながら対策をしていきましょう。


栄養士 吉田 理江(よしだ りえ)

その他の健康情報

食べ物で紫外線対

紫外線対策について教えて下さい。

春は紫外線が強いという事を聞いたことがあります。日焼け止め以外で対策できることがありましたら教えて下さい。

   (40代 女性)

花粉症対策

食べ物で花粉症が和らげる方法を教えてください。

 

暖かくなると花粉が飛びくしゃみと鼻水でがといった症状が辛いです。食生活で改善できることがありましたら教えて下さい。   (30代 男性)

健康な体づくり

冬の健康な体づくりについて教えて下さい。

お正月に食べ過ぎてしまい体重が戻らず困っています。何か良い方法がありましたら教えて下さい。

   (40代 男性)

インフルエンザ感染予防

インフルエンザの予防方法を教えて下さい

子供がこの時期になると体調を崩しがちです。何か食事面で予防できる事がありましたら教えて下さい。

   (30代 女性)

佐久浅間地域に住む人なら誰でもなれる!

JAの組合員とは?

JAの組合員ってどうやったらなれるの?
メリットや仕組みとは?

詳細はこちら
農業デビュー応援します

新規就農相談会

毎月開催している新規就農相談会へ
ぜひお越しください。

新規就農のご相談はこちら
CONTACT US

お問い合わせ

JA佐久浅間へのご意見・ご質問はこちらから

お問い合わせフォーム

FAX 0267-67-0690

トップ