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郷土探訪 【佐久市】

大梁山蕃松院(佐久市田口)

佐久市田口の大梁山蕃松院は、釈迦牟尼佛を本尊とする曹洞宗の古刹です。かつて戦火によって当地の西方に移されていた明法寺を天正8年(1580)上野国小幡の宝積寺九世儀山沅孝大和尚が整備し、開山したといわれています。
天正10年(1582)阿江木能登守を攻略し、田口城主となった依田信蕃は、翌年の岩尾城攻めで、弟の信幸と共に戦死。信蕃の長子で初代小諸藩主の松平康国が父の菩提を弔うため、居館跡に堂宇を建立しました。

境内には、明治初期に建立された八脚二重の仁王門のほか、県内屈指の規模とされる本堂があります。本堂は寛政2年(1790)に落雷で焼失したものの、文政5年(1822)に再建。江戸時代後期の曹洞宗本堂建築の特色がよく表れています。堂内には、信蕃公をはじめ、歴代の田野口藩主の位牌が安置されています。

アクセス
JR小海線龍岡城駅より車で約3分、徒歩15分
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    仁王像を安置した八脚二重の楼門

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    本堂に安置されている信蕃公の位牌

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    信蕃公兄弟の墓といわれる五輪塔