JA佐久浅間

耳より情報

郷土探訪 【佐久穂町】

平林山千手院(佐久穂町平林)

佐久穂町平林にある平林山千手院は、地元の人たちから「平林のお観音さん」などの愛称で親しまれている寺院です。仁寿年間(851~854)、天台宗比叡山延暦寺の第三世天台座主を勤めた慈覚大師「圓仁」の開基とされています。広い境内に諸堂が現存する大伽藍の古刹で、本堂の観音堂は正徳4年(1714)の建立とされ、天井に描かれた天女は創建当時のものといわれています。

秋季大祭として毎年11月中旬に「火渡り護摩供」が行われます。大勢の観衆が見守る中、山伏の法螺貝で儀式が始まり、杉の葉を高く積み上げた護摩壇が勢いよく焚かれた後、炎熱が残る火床を信徒や参拝者が次々と渡ります。熾火の上を素足で歩くことで心の煩悩や業を焼き払い、心願成就を願う伝統行事として、古くから親しまれています。

アクセス
JR小海線羽黒下駅から徒歩で約10分
  •    

    秋季大祭で行われる「火渡り護摩供」

  •    

    山門へと続く参道の石段

  •    

    本堂の天井に描かれた天女