JA佐久浅間

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郷土探訪 【佐久市】

安楽山吉祥寺(佐久市入澤)

安楽山吉祥寺は、佐久市入澤にある曹洞宗の寺院です。正慶2年(1333)、同地に住んだ北条時俊が入沢と姓を改めて寺を開き、菩提寺としたといわれています。天文9年(1540)に甲斐の武田氏が佐久に侵攻した際、戦いに敗れた入沢氏は上野や越後に退去。その後、寺は武田信玄により現在地に移され、名を「安楽山吉祥寺」と名付けたといわれています。

同寺は、慶応4年(1868)の火災で本堂や庫裡など11棟の大伽藍を焼失しましたが、山門は被害を免れました。虹梁の渦や若葉を波しぶきの絵様にしているのが特徴で、宝暦年間前後の佐久地方の建築物によく見られる手法であり、宝暦3年(1753)の建築といわれています。

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    山の中腹から望む入澤の集落

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    吉祥寺の本堂

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    境内の鐘楼堂