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郷土探訪 【小諸市】

天国山 成就寺(小諸市)

成就寺
小諸市六供の天国山成就寺は天長5年(828)に弘法大師が滝原地区に開基したという名刹です。延徳2年(1490)に小諸城の前身、鍋蓋城の鬼門除けとして現在の地に移住し寺号を「城に就く寺」と改名。元禄4年(1691)に成就寺に改めました。室町時代に門前に建立した地蔵院、華蔵院、明王院、円光院、円蔵院、太子堂という6つの塔頭が六供の地名由来といわれています。

総門をくぐり両脇に灯篭が並ぶ参道をすすむと小さな池があります。石橋を渡るといたる所に牡丹の木があり、春には満開の花が楽しめる境内に出ます。正面にある本堂の左に「学童集団疎開の碑」が建っています。寺は第二次大戦中の昭和19年(1944)8月から翌年11月まで、杉並区大宮小学校の生徒53人の学童集団疎開先でした。疎開していた作曲家の小林亜星さんらが発起人になり、小諸の人たちへの感謝と恒久の平和を願って平成16年(2004)に記念碑が建立されました。

アクセス:小諸駅から徒歩で約10分

  • 総門に施された龍の彫刻

    総門に施された龍の彫刻

  • 修行大師像

    修行大師像